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千年一日珈琲焙煎所は茨城県つくば市にあります。自家焙煎の珈琲豆と喫茶、けん玉、本。ときどき展示、ライブ、フィーリングカップル。生活と街角の風景。

〒305-0005 つくば市天久保3-21-3 星谷ビルF・G(行き方)tel 029-875-5092
火・水曜定休 11:00-19:00(sun18:00)

コーヒー気分

5月5週目の土曜 小雨ときどき曇り。千年一日ブレンドの瓶に豆が入っている。ひさしぶりだね、こんにちは。夜は肌寒いです。

 試飲ときどき感想。

「千年一日ブレンド」 キレのあるおいしさ。キレのあとに深み。深い森。

「ブラジル ドイス・イルマオス農園」 ぽっかりとしたおいしさ。まろやかな苦み。

「ケニア ピーベリー ムチャナ農園」 のどにじんとくるおいしさ。品のいい酸味と苦み。

「コロンビア ブルボン サントゥアリオ農園」 丸い優しさ。懐に抱かれたような。

「インドネシア ウルトラマンデリン」 ナッツの香り。こっくりとした苦味、すっきりとした後味。


 それでは豆さん、ごきげんよう。200905301815001.jpg

ウツル

5月の4週目の日曜 
 朝、雨がちょうどよく落ちていてうれしかった。店に飾るどくだみの花を摘んだ。手がどくだみくさくなる。

 客のとぎれた合間、オオツボさんに「今どんな顔してる?カメラでとってみて。」と頼まれる。写真にとられるのがそれほど好きじゃないはずなのに珍しいなと一瞬思う。ああ、そうか、今朝のTV番組で「なぜあくびは伝染するのか」についてやってた話をしてたっけ。人は身近にいる人のしぐさや感情を無意識にまねてしまうミラーニューロンをもってるのだとか。オオツボさんはその番組を観て「いい顔で店しなきゃなぁ…」と思ったらしい。テレビはときどきすごいな。

 
タグ:伝染

性格な話

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「ねえ、せらくんってどんな性格?」
 せら「んー、大人かなぁ。」
「大人な性格なの?」
 「うん。」
「うちの性格は?」
 「ゔぇーわかんない。いい性格だと思うよ。」
「ありがと。ヒロトさんは?」
 「ん、ヒロトさん?普通かな。」
「普通かあ」
 「ぼーとしてる。」
「じゃあ、オオツボさんは?」
 「ぼーとしてないよ。」

ハンドピック中のたわいのない会話。


タグ:会話

夜の詩、そして

 16日、閉店後に開かれた河崎純さんのライブ。
コントラバスは存在感のある楽器で、河崎さんが演奏していると二人に見えた。彼らの音は何かをとらえようとした。身をゆだねていて、突然はげしくされてちょっとだけこわいときもあった。詩になったり、物語になったり、音そのものになったりした。

 演奏の合間に河崎さんが発する言葉は、ぽつぽつとして素朴だった。でも、伝わってくる。河崎さんは自分自身を生きぬこうとする人だ。まじめに、実直に、どうしようもなく。

 私は信頼する。自分が自分であることのどうしようもなさを知っていて、それでも現実を生きようとする人のことを。そのために誠実に迷う人のことを。
タグ:音楽 河崎純

『最高です』

5月3週目の土曜 曇り。客来ず。自分も店を出て行くことにした。自転車に乗って近所に出かける。お店のリーフレットを持って。二の宮のバラがよく咲いていた、花を愛する人のお宅だ。ポスティング中、高校生の頃してた新聞配達を思い出したり、どこかやましい気分になったりした。ドアごしにわんちゃんにワンワンやられ思いがけず驚いた。犬は人のやましさに噛み付くのか、と番犬力に納得する。
給料日
☆せらくんにインタビュー☆「給料をもらったせらくん、一言お願いします。」
→「最高です。」(真顔)
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せらくんは志村けんの変なおじさんのまねがとても上手いことが今日未明に判明。「なんだちみはってか?」の言い方が絶妙なのだ。写真は「変なおじさんの踊り」。恥ずかしいから、とせらくんはなかなかやってくれないけど、しつこくお願いし倒してやってもらった貴重なショット。



タグ:業務日誌

はじめての夜。

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 5月16日は夜にもあかりが。18時半開場、19時開演。40分間のライブ。コントラバス奏者の河崎純さんが来店してくれます。
 
 どんな感じになるのかな。はじめての音になるんじゃないかと、どこかでおそれてる。夜と、音はときどき私を臆病にする。


 通常の営業時間帯には目立たない千年一日珈琲焙煎所は、実は日が落ちるころからぐっとよくなる。灯りがついてぽっかりいい表情を見せるのだ。もったいない、と思っていた。今回は店の夜の姿を見てもらういい機会にもなる。16日は客席側で参加したいなぁ…
タグ:ライブ

待ち人だらけ

5月2週目の土曜  
 晴れ 24℃ カモミールよりひとまわり大きいマーガレットがあちこちで咲く。私はマーガレットに偏見をもっている。ろくに近寄らないのに「くさい花」だと思っている。小学校で夏休みの自由研究でマーガレットを押し花にして学校に持って行ったら、とても臭くなっていて顔をしかめた。押し花に不向きな花だった。

 昨日の雨がすっかりあがり、昨日よく売れたサンドイッチが今日はちっとも出ない。選ばれざるものここにあり。それにしても長袖が暑くなった。せらくんも「そろそろ半袖にしてほしいよ」とぶつぶつ言う。うでまくりしてあげたけど、私もそろそろ半袖の気分。オオツボさんは焙煎に試行錯誤を繰り返している。千年一日ブレンドが一日も早く店頭に並びますように。お客さんに「ブレンドを切らしていまして…」と伝えるたびに心ぐるしい。千年に一日しか並ばないブレンド、だといっそ言っちゃえたら気が楽なのに、とふと思ったけど、そんなこと言っていたら、千年に一日しか営業しない店みたいなイメージにつながっていきそうで、おっと。。待ち人ここにあり。200905091528000.jpg
タグ:業務日誌

二人のゆくえ 2

5月1週目の日曜 晴れ。ヒロトさんの日。先週に引き続きヒロトさんはお店に姿見せず。代わりに電話がじゃんじゃんきた。

<開店前、2回目の電話>
ヒロト 「もしもーし。アストロラウンジですか?」
 私 「どこだと思いますか?」
「千年一日珈琲焙煎所だと思います。」
 「正解です。」
「今日お仕事ありますか。」
 「ありますよ。」
「何の仕事がありますか?」
 「ヒロトさんは何だと思いますか?」
「豆のハンドピック。」
 「正解です。」
「ハンドピック以外の仕事はありますか?」
 「(オオツボさんに聞く)とりあえずハンドピックしてほしいそうです。」
「お花にお水をあげる仕事はないですか?」
 「今日はもうあげてしまいました。」200904121641000.jpg「わかりました。今からお店に行ってもいいですか?」
 「来てくださーい。」
「はい。」 声が小さくなり電話が切れる。

<営業中 着信4回あり>

<閉店後>
ヒロト 「もしもーし、今お店やっていますか?」
 私 「ヒロトさん、今何時ですか?」
「20時半です。」
 「営業時間は何時までですか?」 
「18時までだと思います。」
 「今やっていると思いますか?」
「やってないと思います。」
 「正解です。」
「明日何かお仕事ありますか?」
 「明日はせらくんの日だからないかなぁ。次何曜日に来るんでしたっけ?」
「火曜日だと思います。」
 「それじゃあ、火曜に仕事にきてください。」
「はい、それじゃあ」

 ヒロトさんは知っているのだ。正解を。それでも電話で聞いてくる。私はその理由を知らない。知っている人いませんか?「いやがらせの電話か…」冗談めかして口にしながら、隣でオオツボさんは途方にくれていた。


タグ:業務日誌

二人のゆくえ 1

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5月2週目の土曜 ゴールデンウィーク晴れ。せらくんの日。のんびりモード。15時に仕事を終えたせらくんは「Pokoさん、それでは先に失礼します。」と私の前を通り過ぎる。テーブル席を通り過ぎるとき、男性のお客さんにも軽く頭を下げて「お先に失礼します。」と言っていた。「そんなこと言われても困りますよね。」とオオツボさん。お客さんはどう感じているのかなぁ、と思う。ハンドピック中のせらくんの大きめのひとり言も聞いているはず。私は慣れすぎている。せらくんのひとり言は店内の音楽と同じ感覚で聞いている。ときどきドラマみたいで、ひとり芝居に近いかも、と思ったりする。


タグ:業務日誌

美女と宝飾品

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小野綾子さん。

つくば市在住のジュエリー作家の女性。
千年一日のドアから入ってきた彼女にぱっと目を惹かれた。
 この店の雰囲気が気に入った、とつい先日、店に飛びこんできた。作家以外にモデルのお仕事もなさっているそう。なるほど納得。将来の夢は “女優になること。いつか演じてみたい。”
『小野綾子』って完成された名前ですね、って私が言うと、「同じ名前の人が多いんです。画数がいいみたいで。」とちょっと残念そうに答えた。

 今、小野さんが創ったジュエリーをお店で展示中。
私は昨日はじめて観ました。完結されている、と思った。小野さんというただ一人の感性。

“ guttation by Ayako Ono in 千年一日 ” 
五月一日〜十日まで。販売もしています。運がよければ小野さんにも会えるかも。

ちょっと前までハンドピックの作業に使われていた机。現在は彼女の世界が展開されている。