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千年一日珈琲焙煎所は茨城県つくば市にあります。自家焙煎の珈琲豆と喫茶、けん玉、本。ときどき展示、ライブ、フィーリングカップル。生活と街角の風景。

〒305-0005 つくば市天久保3-21-3 星谷ビルF・G(行き方)tel 029-875-5092
火・水曜定休 11:00-19:00(sun18:00)

いのちの描きかた

ライブのあたたかな余韻が残っています。タテタカコさんのライブははじめて観ました。パンクな出で立ちと歌うときの独特な表情に目を奪われながら歌声の響きに耳を浸しました。その表情とその声が同時にあることが不思議だった。声だけを聴けば優しく心をなでられる。一方、歌うときの表情には生死の扉があり、ぎりぎりの淵に立っているかような迫力を感じる。見ると聴くをとおして、狂気と優しさの二重音をその表現に感じました。タテタカコさんの音楽に寄り添うように、足田メロウさんのイラストが物語が描かれていく。誰かを愛おしみ、慈しむときの息づかい。気づかないところで誰もが見守られながら生きているんだよ、といういのちの描き方にはっとさせられる。

帰り際にふたりと握手して、タテタカコさんの手は冷たくてふわっと柔らかなマシュマロ、足田メロウさんの手からは日常をともに歩める安心感を感じました。握手って普段ほとんどしないけど、肌に触れられる握手っていいなと思いました。

ライブのお知らせ

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つくばの選挙投票日。そして千年一日の今宵は流れゆく音楽の時間。
タテタカコさんの音楽と足田メロウさんのペイント。
ゆーきゃん✕足田メロウのライブでは足田さんの場に対するあり方とその表現に胸が打たれました。タテタカコさんとのコラボレートはどんな感じなのか今夜、楽しみです。詳細は公式HP

ライブでは15食限定の『晩秋のおばんざい弁当』を作ります。
弁当たのしみです、のみなさんの声に応えられるようがんばります(選挙風)。
本日28日の通常営業は15時までです。よろしくおねがいします。

献立は、
・玄米ごはん(黒米と赤米入り)
・鰹の竜田揚げ
・さつまいもと蓮根のピリ辛きんぴら
・卵焼き
・冬瓜のあんかけ
・黒豆煮
・かぶときゅうりのお新香
・春菊の鬼ぐるみ和え

晩秋のおばんざい弁当

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今週末、28日(日)は千年一日珈琲焙煎所でライブがあります。
タテタカコさんと足田メロウさんの音楽の時間です。足田メロウさんは絵を奏でます。
ここ数日間の「…それでライブのときのお弁当はどうする?」の会話にようやく決着がつきそうです。おおつぼさんとイメージを膨らませ、今朝大体おかずが決まりました。参加予定の方、『晩秋のおばんざい弁当』もお楽しみにどうぞ。

まちを考える週間

選挙ってなんだろう。自分にとっての選挙の意味。

高校のとき日本史の先生から、民主主義の話の流れから、成人になったら投票は必ず行きなさいと教わった。わたしは社会の成績が悪くて、受験も社会が要らない大学を選んだくらいだけど、20歳になってはじめて阿見町で選挙があったときには、行くべき日がきたと思った。歴史や政治の意味が分からなくて関心を持てなかったけど、その日本史の先生の人柄には感じるものがあって、軍隊の意味について職員室へ聞きに行ったことを覚えている。政治の世界に親しみを感じたことはないけど、無関心でいることのしっぺ返しも怖い。投票という行為で私はかろうじて最低限の政治主体性をとどめている。


つくばでよりよく生きる、選択の意味

わたしがつくばにいる理由は、人間関係のゆきがかりだと思ってきた。人とのつながりがつくばにいる実感だった。原発事故のあと、放射能を意識するようになって、自分の身体はこの土地とも深く関わっていることに気づく。自然・政治・食べ物・人・文化、そういった環境が無意識の内にわたしに作用して、わたし自身になっているのだった。わたしという存在は、生まれ持った身体と周囲の環境との絶え間ない交換によって成り立っている。環境がわたしを動かしてきたと言っていいほど環境の力は大きい。でも別の見方をすればわたし自身も環境の一部だから、私は、わたしが触れている部分の環境を動かす力はもっている。まわりの環境に対してどう働きかけるかは、私の意思に委ねられている。意思をもつには、自分の住みたい世界(=環境)を望むことが必要になる。わたしは自由で楽しくてあたたかい世界を望むから、その未来への方向性を加速させるような環境の選択をしていきたい。

『選挙』

乾燥した秋晴れが続いています。たくさんの洗濯物、おふとん、塩漬けにした肉を干して一服です。

昨日お店を閉めたあと、おおつぼさんと『選挙』という映画を観ました。わたしは今朝5時ごろにお腹が痛苦しくて目が覚めました。映画をみながら柿ピーを食べ過ぎたのです。反省しました。つくば市では選挙がはじまり、選挙カーも走りだしました。市長選は4人、市議選は35人(当選は28人)の立候補者がでています。今週末投票です。つくばで生きることについて、少し考えてみようと思います。

日常は平行をたどる

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豆のハンドピックをしているせらくん。仕事の合間のおしゃべりで、〇〇さんのこと知ってる?っていうのはせらくんの定番の質問で、何度目かの「知ってるよ」を答える。答え飽きたなーとたまに思う。せらくんの関心ごとの世界はわたしの関心ごとの世界と全く重ならない。同じ場面にあたりまえのように別枠の世界が平行していて、互いにそんなもんだと思っている。
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自分で淹れた珈琲に満足して飲んでいるところに、おおつぼさんが同じ豆でもう一杯淹れてくれました。比べて飲んだら、わたしのほうが色が若干薄めで、後味の数が少ない。おおつぼさんの淹れたもののほうが豆の味が濃くあらわれている印象でした。比べるとフィルタに残った豆の状態も違っていました。お店ではおおつぼさんが淹れています。注ぐお湯の細さと抽出時間の違いで同じ豆でもこんな風に変わるんだなと思いました。

いま、豆は6種類あります。
・ブラジル
・パプアニューギニア
・エチオピア
・グアテマラ
・ケニア
・インドネシア

闘いについて考える夜

昨日の読書会は『霞ヶ浦住民の闘い』という筑波書林から出ている文庫。
図書館ではふるさと文庫のコーナーにある本で、友朋堂書店にもあります。意識すると存在が目に入るようになるんですね。この本で、身近な地域の先祖が生活環境と正義を守るために闘っていたことをはじめて知りました。魂を燃やして権力と闘い、勝利した事例です。わたしは暴力がこわいので、暴力の気配のある場所には極力近寄りたくないのです。しかし自分の生きる場を不条理な権力(という暴力)で直接脅かされていると感じたら、そこから自由になるために動くしかありません。動くときにも、盲目の大きな力を爆発させるやり方は私はこわいので、別の発想で自由を手にいれたいと望んでいます。原発をなくすにはどうしたらいいかって話と重ねながら、自分の気持ちを確認した夜でした。

11月の読書会の本は、
『社会を変えるには』小熊英二(講談社現代新書)11月9日(金)20時より

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読書会の本は参加者が「これどうですか」と推薦する新書のなかから選ばれているのですが、自分が選ばない本って最初は親しみを持てず疑いから入ることも多いんだけど、結果としてはいい刺激になっています。8名くらいが出入りしながら集まってきます。参加自由です。
タグ:読書会

食欲と修行

久しぶりに会ったお客さんから「元気でした?」とニコニコ顔で聞かれて、反射的に「元気でしたよ」と答えました。考えなしで答えたので、ほんとはどうだったのかと思い返してみたけれど、過去の自分の具合が全然思い出せなかった。実際はどうであれ、あのニコニコ顔で弾むように聞かれたら、大抵の人は元気だった気がしてくると思う。笑顔は強いんだな。

店から出て、雨のあとの公園を歩いた。ひんやりした空気と穏やかな光が美しかった。今、この景色のなかに“私”という現象も含まれていることがうれしかった。

客観的に自分を観るということは、いま練習中なのだけれど、静止画のような私ではなく、動的な現象としてあらわれている私を見つめることのようです。食欲が強くなると、まったく客観的になれない。食べたい、食べたいが支配的になって、観察するまなざしを忘れている。そんなわけで、ほとんど欲望のいいなりなので体重は減りませんなあ。一歩引いたまなざしを育んで、一歩ずつ進化を目指します。それにしても秋はおいしくてありがたい。豊かな季節になりました。

10月のイベント

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2012/10/09(火)読書会『戦時下抵抗の研究(1)キリスト教・自由主義者の場合』
         20時~22時くらいまで 参加費無料

2012/10/12(金)読書会『霞ヶ浦住民の闘いー高浜入干拓阻止の証言ー』山口武秀 著(筑波書林)
         20時~22時くらいまで 参加費無料
       *今回のテーマ:原発をなくすにはどうしたらいいのか?

2012/10/22(月)須田帆布「しょぼくれじじいじゃあ、いられねー うたとおはなし」
        19:30から 参加費無料(要予約 限定15名)トークテーマ『私の贅沢』


2012/10/28(日)タテタカコ & 足田メロウ LIVE
        開場18:00 / 開演 19:00 料金3,000 ※要予約・定員40名

ご予約・お問い合わせ 1001coffee@gmail.com / 029-875-5092(千年一日珈琲焙煎所)

うつくしきひかり

満月がやってきて、うつくしきひかりがやってきて、ついでに台風もやってきて、蒸し暑い夕方。エアコンの不調で、開けっぱなした窓と扉。わたしは注文に間に合うように、弁当を詰めるのに一心になっていました。演奏がはじまり、弁当箱のちいさな世界から会場へ。弁当づくりの集中力が、つくったつくったという充実感と興奮に変わってしばらく醒めやらず。

唄&ピアノのナカガワリサさんとスティールパンのMC.sirafuさんの二人組、うつくしきひかり。今日、私が一番楽しかったのは『針を落とす』という歌でした。「針を落とす」ってサビのところがすごくよかった。外は雨風、それでも虫は鳴きつづける、今宵は十五夜。針を落とすって素敵だ。針を落とす、針を落とす。日常で出会った奇蹟のために。わたしは針を落とすことに貪欲になりたい。

ライブが終わって、片づけをして一足先に帰ろうと空を見上げたら、お月さんが見えました。雲がすごい速さで横切っていきます。おおつぼさんがすごいね、と言いました。