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千年一日珈琲焙煎所は茨城県つくば市にあります。自家焙煎の珈琲豆と喫茶、けん玉、本。ときどき展示、ライブ、フィーリングカップル。生活と街角の風景。

〒305-0005 つくば市天久保3-21-3 星谷ビルF・G(行き方)tel 029-875-5092
火・水曜定休 11:00-19:00(sun18:00)

101才の生態学(睡眠)

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食後の満腹状態

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食べ終えるやいなや目がしょぼしょぼ

 101才の生活調査。
 一日のうち、8:30ー11:00、13:30ー16:00、19:00ー7:00の時間は寝ている。
 「ダラほど寝るね」と本人評価の17時間睡眠。

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人生の赤ペンチェック
眠りが深いときは、ペンを持たせても気がつかない。


 昼夜問わず、かなり長文の寝言を言う。
 
 寝言のパターン
・呼びかける:「誰や?」「もしもし?」「(家族の名)か?」
・探しもの:「そこらにあるはずなんやけどなあ。おっかしいなあ。」
・誰かと会話:「あ〜ぞうきん、口にいれて。あはは。汚いねえ」
・言葉にならない声:しゃべっている言葉がふがふがとしか聞き取れない。

(となりの部屋から聞こえてくるばあちゃんの寝言、おもしろいこと言うなあと思うんだけど、朝には忘れてしまう。悔しい。)

 1ヶ月前は「電報が来た」とか「黒い服の男が来た」とか不穏な夢で起きることが多かったけど、最近は笑いが多いから、いいことだと思う。

モテ期に気を揉む

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千年一日珈琲焙煎所のミーコ(推定9ヶ月・♀)

「みーちゃんが帰ってこない。」
つくばのおおつぼさんからの電話です。夜になっても自宅に戻ってこないと言うのです。

しばらくして、また連絡が入りました。
「みーちゃん、よその猫と遊んでる。」
庭先にいると聞いてほっとしたけど、その、よその猫の存在が気になります。
「鈴のついたかわいい猫だよ。」

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確かにかわいい。

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右側にミーコのしっぽ

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相手の勢いにたじろぐミーコ

「みーちゃん、モテモテかもしんない。」
 家の中に帰ってきたミーコに向かって、玄関の外からあ〜あ〜と鳴く声が聞こえます。一方、ミーコは低い声でうなっています。はじめて聞く声。おおつぼさんはみーちゃんが怒っている、と言います。

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今朝も会いに来た

 仲良しか、茶猫の片思いかは、ミーコの気次第な感じですが、今後どうなっていくのかおおつぼさんとしばらく気を揉むことになりそうです。

 おおつぼさんが目撃していた、今朝の逢い引き現場(1/30動画)
 これはどう 思えばいいのか

外の空気で食べる

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きょうは外食です。

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 珍しく今年は雪がほとんど降っておらず、雪かきをしなくていいから、金沢の人たちは過ごしやすいと言っています。きょうはまた金沢にしては珍しく春のような陽気で思わず出かけたくなりました。昼は外で食べんけ?と、おばば・父・わたしの三人で長年おつきあいのある小立庵に行き、うどんとそばを食べました。母は仕事です。

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 まだかまだかと振り返っては待ち構えていたばあちゃんのもとに、御前が運ばれてきました。「お前たちは意地が悪いからまだ来んがや。」と憎まれ口を忘れず「いっただきまーす。」とぞろぞろ。

 あんなに寝てばかりおるがに何でおなかがすくんやろ、と思います。そして好きなものをたくさん食べます。帰ったらまた寝て、起きて出して、夕飯もぺろっと食べる101歳。わたしは外食のあとの夜はあまり食べれんから、感心するほどです。

ビスケット経済圏

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思いがけずビスケット4枚もらえたときの顔

「あら〜あ」とほやほやの口調になり「あんやとねえ」と言います。通常「おっさん」と呼ぶところ「父ちゃん」になり、わたしは「なんとも言えれんいい孫」になります。ビスケットをくれた相手を高く評価しています。

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「ありゃあ」思いがけずビスケット1枚、孫にくすねられたときの顔

 いたずら心がわいて、しゅっと一枚頂戴しました。この後こちらを睨みます。「ひどい孫や」とうらめしい表情、たまに見たくなる。

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「ほら、やるぞ」というときの顔

ビスケットの袋を開けたところを見ていた孫に1枚分けてやるところ。こんな不本意なことない、という顔で「ほら、早くとらんかい」

ばあちゃんの経済はいまやビスケット。
家のなかで、限りある甘いものの流通に目を光らせています。

みんな同じくらい生きている

 0歳と101歳って、入り口と出口くらい対極な感じがするけど、じつは裏と表くらい近いのかな。

 わたしは今奇遇にも、生きるを始めたばかりの人と、生きてきたものを閉じようとする人を、いっぺんに体験している。たまたまわたしは自由に動ける時期で、高校生以来の腰を据えた実家通いができる。うまいことできとるね、って妹とも言い合う。ひとりいなくなりそうなときに、ひとり出てきて、わたしたち家族は2本の綱をとおして現在という橋を渡っている。見守られとるようなタイミングやと感じて、わたしはここにいる。

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 100歳まで一人暮らしをしていたばあちゃんのアパートを1月いっぱいで引き払うため、父母を中心にわたしと妹も手伝って最後の片付けをしてきました。ごみ収集場に家具を運びながら、生きることを閉じるまでの重みを感じました。帰る場所が一つなくなるのをばあちゃん本人がどう思うか、どう伝えるかと気にしながら、10月から少しずつ荷物を引っ越ししたり処分したりしてきましたが、この前ばあちゃんが訪問看護師さんに「一人生活しとった家を閉めるから、ここにたくさんあるのは運んできた私の荷物」と説明していて安心しました。わかっとるんやと思って。

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妹と一緒に京都へ帰っていきました。

柚希のおしめを換えたり、おまるに座らせたり(妹がおむつなし育児をやっている)、うんちとおしっことお風呂の世話をして、わたしはじめて子育てを間近で感じています。ばあちゃんのポータブルトイレの後始末もときどきします。そしてみんなのごはんを作ります。柚希のごはんは次回ぐらいからかな。
みんな食べて、出して、同じくらい生きています。

かにクリームコロッケの作りかた

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たまねぎを切って炒めたところや。ひと休みさせてもろうね。

 普段は自己流でやってますが、めずらしく本のとおりにホワイトソースを作ってみようと思いました。辰巳芳子のペシャメル・ソース、わたしはうまく作れるでしょうか。ばあちゃんを助手に・・

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 ちょっと塩分が強めだなあと思ったけど、ソース完成。冷蔵庫に一晩置きました。

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翌日の夕方どき

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「きょうの夕飯、何や?」

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かにクリームコロッケにしました。
 前日つくったソースをもとに、油をつけた手で形成し衣をつけました。バットをつかむ手は誰かな?
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外気で冷やして置いて、と。

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食べる直前にそっと油に沈めます。2個ぐらいずつ。170℃で3分ぐらい揚げる。クリームコロッケは揚げるのが一番不安だった。なので妹に見守ってもらう。

完成図はこちら

ソースを丁寧に作ったので、とろりと上品に仕上がったと思います。敷居が高いと思っていたものが作れるとうれしい。気になっていたペシャメル・ソースの塩分は、トマトソースの酸味と合わさるとちょうどよくなって納得。かしこまった洋食の味ができました。

汁物はカワハギのお吸い物、と和のテイストも混在する浅野家の夕飯です。

5ヶ月目の日曜に

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金沢の寒い冬の夜、けんちんうどんの鍋を囲んでいます。

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5ヶ月になった柚希は、まわりの人が食べているところを真剣に見つめます。

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なんかひもを握らされたね。

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じいちゃん、なんか一生懸命やよ。

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ひもで紅鯛さんを揺らして遊ぶげんて。
遊ばせようと必死なじいちゃんは魚釣りが趣味やってんよ、昔。

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今度はばあちゃんが来たね。

 母、妹と柚希のひな人形を見にデパートへ行きました。
 美人顔のとか色々あったけど、柚希のばあちゃんの心は最初から決まっとったみたいよ。
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この丸顔の人形さんをはじめて見たとき柚希やと思ってんて。

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つくばから金沢への道のり

 昨年の10月から、茨城県つくば市と石川県金沢市(実家)を往復する生活がはじまり、だいぶこなれてきました。余裕がでてきたのでその道のりを写真に撮りました。

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つくばエクスプレス(TX) 研究学園駅 12時03分発

北千住駅でJRに乗り換え、ここまで1.000円
北千住〜金沢までの切符(11.640円)を券売機で買う。

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北千住から常磐線で上野へ

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上野から上越新幹線で越後湯沢へ:1時間強

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越後湯沢から特急はくたかで金沢へ:2時間半

金沢駅着 17時13分(計5時間10分)

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駅から車で20分。今夜はカレイの煮付け

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いま、この人たちがマイブーム。おやすみなさい。

星谷ビルの営業時間

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星谷ビルのお店@つくば市天久保3丁目

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定休:火・水曜 11:00−19:00(sun18:00)珈琲/本/けん玉

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月曜は大体休み 火〜土曜日15:00−21:00、日曜日13:00−20:00 本

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定休:火・水曜 12:00-18:00 雑貨・家具・器

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お酒&ごはん わかたろう
定休:火曜・第3月曜 18:00-24:00+α

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定休:日曜 18:00−0:00

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おおつぼさんはわたしが祖母からもらってきたダウンベストを着ている。

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わたしはおおつぼさんに買ってもらったモンベルのダウンジャケット。

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最近の定位置

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様子見。あんこちゃんという猫が来た。

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お客さんチェック

余分のない美しさ

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きょうは晴天のつくばです。
洗濯物とふとんを干して、まだ干すものないかと思うくらい乾燥しています。
瞑想コースの奉仕を終え、月曜につくばに帰ってきました。食事づくりをしながら、チームワークについて気がつきました。みんなでやる技術を身につけています。今度は生徒として10日間座ってこようと思っています。

201201141023000.jpg火曜は、毎年やってるあれ。お餅を木にならすならせ餅、おおつぼさんとちょいとやってきました。餅って万能だな。

万能といえば、焼き芋もすごいですね。おやつにも主食にもなる。つくば市吾妻の中鉢さん(仙人みたいな風貌の人。先祖はカエルだと言う。)が焼く焼き芋も美味しいし、おおつぼさんが焼いたのも美味しいと思う。生のさつまいもは同じでも、焼き方によって食感が少し違うみたい。

千年一日では西脇さんの絵が展示されているけど、やっぱりこの絵のためにこの空間があるんじゃないかと思うくらい馴染んでいました。千年一日のとなりのPEOPLEでも河合浩さんの展示をやっていて、壁いっぱいに貼られているんだけど、小学生のときのある日の気分を思い出しました。

準備された必然感を感じたとき、その余分のない美しさが胸に落ちてきます。これでよかったんだと思える。そういうとき自分の人生を信頼できる気持ちになりますね。

祖母に関する問い合わせ

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 たまたまこの日記を見つけ、祖母の記事を読んで、千年一日珈琲焙煎所に問い合わせてくれた方がいたと聞きました。おばばをすごいと思い、その料理本を千年一日で購入できるかということでした。どういう方か分からないけど、うれしかったのでお礼をお伝えします。


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 本は手元になく、金沢の諸江屋でイベント特典としてお客さんにプレゼントするために作られたもので、一般に販売してないのです。でも地元の新聞に載ってから、ほしいという声が届いているそうです。家族としてはうれしいものです。

 わたしは週末に瞑想コースの奉仕をしに千葉へ。
ミーちゃんとおおつぼさんが千年一日の店頭に立っています。焼き芋もあるよ。

千年一日珈琲焙煎所 2014

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新年の千年一日珈琲焙煎所

つくばに帰ってきました。
空が高いです。

定休日(火・水曜)は、おおつぼさんと新年のつくばを巡りました。
みずほの村市場の“湯清めの神事”に参列し、その日は稲敷市の「カフェぼっくり」に伺いました。
今日は友達の顔を見に出かけ、そこにいる犬や猫たちとも触れ合ってきました。
千年一日の猫のミーは今日も元気です。香水のようないい匂いがします。
おおつぼさんが猫をなめようとするので、なめないでと言いました。かじっているだけだと言い返すおおつぼさんは、猫に鼻をかじられていました。

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西脇一弘さんの絵を展示販売しています。


今年もよろしくおねがいします。

人生の先輩がた

きょうも金沢の実家で過ごしています。
さっきまで祖母と仲間たちのお茶だし係をしていました。
わたしも小さい頃から付き合いのあるおばばたちです。「私たちの鏡や、手本や」と昔から一目置いてくれる仲間を相手に、いつもよりしっかりモードのばあちゃんは、家のなかを案内しながら説明したり、よくしゃべっていました。あたりまえのことだけど、相手によって見せる顔が全然違うことがおもしろいです。いろんな顔を使い分けられることが、社会で生きることなんですね。みんなが帰ったあと「みんなが楽しんでくれてありがたい」とつぶやき、まだ現役なんだなあと思いました。

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ばあちゃんが昔手書きの料理ノートを手渡していた人たちなので、正式な本になったことを大層喜んでくれました。

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昔からついて行くだけでまわりのおばばたちから「かたい子(いい子)や」とやたらに褒められ、子どもながら?でしたが、そんなおばばらと一緒に過ごすのは興味深いことでした。「このひともここにおるみんなも、人生で色々あったんやぞ。それでもこうやって今いいがになっとる。」と今日言われたことは、小さいうちから教わっていた気がします。

0.5 作戦

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 ばあちゃんが秋の大きな手術で生き延びたので、ばあちゃんの年賀状をつくりたいと思っていました。99歳までは自分で書いていたけど昨年は書かずじまいだったから、ばあちゃんが死んだか何かあったかと思っているかもしれないし、わたしとしてはばあちゃんを慕ってくれとった人に何か生きとるしるしを記念に送りたい気持ちがありました。

おもて面は妹が作ってくれたので、あとはばあちゃんに宛名書きをしてもらえるかどうか、試してみることにしました。ばあちゃんが覚醒しているときを見計らって、環境を整え雰囲気をつくる作戦です。わたしが隣で宛先を紙に大きく書いて、おもむろにばあちゃんに渡し、ここに9やよと最初の何文字かを導くと、ゆっくりと筆を進めていきました。もともと書くのは好きな人やったけど、正しく写すことは思った以上に集中力がいる作業なんだと思いました。退屈している時間に少しずつ書いてもらうことにしました。

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書きはじめの数文字だけ、えんぴつで下書きをしておくとスムーズに写せることがわかりました。0から1までをやるのが難しくても、0.5からの出発なら1までたどりつくことができる、それがわかったときはうれしいです。ばあちゃんと過ごしていると、0から1のあいだの工夫を学ぶことになります。こっちで0.9までやっておいて残りの0.1を委ねたり、ものによっては0.3までの準備でいいこともあったり、そのときどきの状態にもよります。できなければこちらが全部引き受ける気持ちですが、ばあちゃんと一緒に何かやりたいのでそのときどきで試しています。

結局、十数枚の年賀状を大晦日までに仕上げたばあちゃん。
目が黒いうちに間に合った、と思いました。
最後の一枚を終えて「もうこれで手伝うのはないか?」と聞いてきたので、ばあちゃんはどうも自分以外の誰かのために書いていたんやなと思いました。「これ全部ばあちゃんの年賀状や」と言うと、びっくりした顔で「そうかあ、おばばの分を書いてくれたんかあ」と言いました。自分のは面倒でも、誰かの分だったらできるっていうのは、わたしにも思い当たると思いました。

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みんなで迎えたお正月

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バタバタと幕を開けた浅野家の元旦

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妹・わたし・おばばの合作

べろべろという郷土料理をはじめて作りました。卵焼きのとなり。


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実家のお雑煮は、薄いだし汁にせりを浮かべたシンプルなもの。母が加賀野菜のせりを準備してくれました。

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金沢の正月飾り『紅鯛(べんだい)』母&柚希

『紅鯛(べんだい)』っていうのは、わたしも今年初めて知ったのですが、江戸時代から昭和初期に嫁いだ娘に女の子が生まれたら、お正月にお里から紅鯛を届けた習わしがあったそうで、色とりどりのまゆ玉は着る物に困らないようにという願いの象徴だそうです。

ばあちゃんが諸江屋(和菓子屋)で生まれて、小学生のときからこの紅鯛の色づけを手伝っていたそうです。父にとっては、ばあちゃんが紅鯛を作る姿は懐かしいらしく、こより(お飾りをつるす紐)をまっすぐ作るのがとても上手だったと教えてくれました。ばあちゃんに聞くと「それをやってお金をもらえるのはおもしろかった」

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おばばが書いたこと「乃どかな朝明け 元旦」

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ちょぼ、また来いよ。

柚希がおばばと別れ際大泣きするので、わたしもしんみり。正月は家族の協力があって迎えられるものなんだな、と実感しました。わたしの願いごとは「なんでも笑えるようになりますように」